瀬戸内DAYOUT2019は無人島をジャックして、縦横無尽、アウトドア三昧に遊ぶ
イベントですが、その舞台となる「つたじま」について改めてご紹介します。
つたじまは香川県の三豊市仁尾町にある無人島で、正確には
大蔦・小蔦(おおつた・こづた)の2島を指します。
瀬戸内DAYOUT2019はこのうち、大蔦島をメイン会場にしています。
無人島とはいえ、島は公園として整備されており、トイレ・水道などの
基本設備がそろっています。
大蔦島へは仁尾港から市営渡船「おととい丸」で渡ります。
(往復大人400円、子供200円。港に券売機あり。)
*大きな手荷物は30㎏未満1個400円の規定があります。
決まった時間に運行するのではなく、乗り場に人が来たら出発するという
「随時運行」。このユルさが素晴らしい。
おととい丸は2013年の瀬戸内国際芸術祭でアーティストの日比野克彦氏が
装飾を手掛けたアート作品。船内には瀬戸内の海底から引き揚げられたいろんなモノが
「ソコソコ想像所」として展示されています。
この船で揺られることたったの5分。
目指すつたじまは、町に近い無人島です。
ビーチのそばには心地よい桟敷があり、
木立の中にはキャンプ場が整備されています。
どっしりした木に触れて、樹上の世界を楽しむツリークライミング。
豊かな植生があるつたじまは、森の遊びが海のすぐそばで楽しめます。
女性が気になるトイレもあります。(簡易水洗)
散策も楽しいですよ。
島を周回するハイキングコースが整備されていており、
見晴らしの良い場所に東屋や展望台で休憩を挟みながら、
瀬戸内の眺望が楽しめます。
お子さんもグングン歩けます。
島の最高地点は標高91メートル。適度なアップダウンと空と森と海の
瀬戸内の景色の中、トレイル・ランナーは島を駆け回ります。
香川県内でも地質学的に特徴ある「ジオサイト」のひとつでもあり、花崗岩の巨石・奇石が
散在する大蔦島は、遠く縄文の時代から人々が祈りを捧げた場所と考えられています。
巨石の上に鎮座する、賀茂沖津宮。京都・上賀茂神社と所縁深く、
島のランドマークの朱色の鳥居は、この沖津宮への参道の起点です。
古来から地元の人たちの信仰を集めてきた島なんです。
島の南側、寺浦。自然の海岸線が続く入り江です。
ヨガはこの景色を前に、海風を感じながら行いますよ。
干満差の大きい瀬戸内海では、島の周囲は時間を追うごとに表情が変わります。
潮が引くと、つたじまの周りにはタイドプール(潮だまり)が現れます。
② 島の周囲編につづく
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